雨が多く心配ですね。

現在魚座に土星があり、逆光しています。

これが水の卦を誘います。

木星の加護があることを祈ります。

📖目次

はじめに：

今週の星の動き

星座別：今週の運勢

特集記事：

インド占星術の基礎：

編集後記:

🌟今週の星の動き

今週の日本は、双子座の金星と蟹座の太陽・水星がもたらす情報・交流の活性化により、国内外のニュースや社会的議論が盛り上がる一方、水瓶座ラーフと月の接近が突発的な展開や世論の揺れを引き起こす気配があります。西日本で報じられた大雨は、魚座で逆行する土星が「水・海」に関わる課題を顕在化させた象意と一致し、気象やインフラ面での注意が求められる兆しです。乙女座の火星は経済や産業での細やかな調整力を促す反面、批判や精査の目も厳しくなりやすく、全体として「予想外の変化への柔軟な対応」がテーマとなる週でしょう。

✨️星座別：今週の運勢

牡羊座ラグナ

今週は火星が6室に位置し、職場や日常業務における競争や対立が活発化しそうです。小さなことでも主張しやすくなるため、衝突を避けたい場合は感情のコントロールが重要。健康面では消化器系や皮膚トラブルに注意が必要です。ラーフが11室にあるため、友人やグループ活動を通じて新しい人脈が広がる兆し。経済的には臨時収入の可能性がある一方で、出費も増えやすく、計画的管理が鍵となります。自己鍛錬と柔軟な対応力が運気向上のポイントです。

牡牛座ラグナ

金星が2室で財運が好調。家族との食事や会話に喜びがあり、経済面でも良い契約や贈与の暗示。火星が5室に入り、恋愛や投資に積極性が増しますが、衝動的判断は避けたいところ。太陽と水星が3室に位置するため、短期旅行や学び、新しい趣味に吉。兄弟姉妹や近しい人との連絡が活発になります。ラーフが10室で仕事に予期せぬ展開がありそうですが、柔軟な対応力が評価につながります。全体的に行動が結果につながりやすい週です。

双子座ラグナ

金星がラグナにあり、魅力と社交性が高まります。周囲からの評価が上昇し、対人関係もスムーズ。太陽と水星が2室に位置し、言葉や知識を活かした収入機会が増えそうです。ただし支出も伴うため管理は必須。火星が4室にあり、家庭や不動産に関して動きが出やすい時期で、住環境の改善や模様替えに適しています。ラーフが9室で遠方との縁や学びの機会が広がります。信念を貫きつつ柔軟性を持つことで運気はさらに向上します。

蟹座ラグナ

太陽と水星がラグナにあり、自己表現や意見発信が増える週。新しい企画や提案が注目されやすい反面、体調の変化や過労には注意が必要です。金星が12室でリラックスや海外関連に吉兆。火星が3室で行動力が増し、短期的な挑戦に向いています。ラーフが8室にあり、予期せぬ変化や秘密の露見などが起こる可能性がありますが、直感を信じて冷静に対応すればプラスに変えられます。自分のペースを保つことが今週の鍵です。

獅子座ラグナ

ケートゥがラグナにあり、方向性や価値観を見直す週。太陽と水星が12室で、休養や内面の探求に適しています。金星が11室で友人関係やコミュニティ活動が活発化。火星が2室で発言に力が出ますが、言葉が強すぎると摩擦に。ラーフが7室で人間関係に予想外の変化が生じやすく、パートナーとの距離感に注意。無理な前進より、心身を整える時間を優先することで長期的に安定します。自省と準備がテーマの週です。

乙女座ラグナ

火星がラグナにあり、行動力と決断力が高まります。新しい計画や体力を要する活動に着手する好機ですが、衝動的判断や他者への批判は控えるべきです。金星が10室で仕事運が好調、魅力的な提案や協力が得られます。太陽と水星が11室で仲間との交流が活発化し、新たなプロジェクトが立ち上がる暗示。ラーフが6室で競争や問題解決に強さを発揮します。目的意識を明確に持てば、今週は大きく前進できるでしょう。

天秤座ラグナ

金星が9室で、学びや旅行、師との交流が吉。視野が広がり、新しい価値観を取り入れる好機です。火星が12室で支出が増える傾向がありますが、自己投資なら有効。太陽と水星が10室で、仕事の注目度が高まり、提案やプレゼンに適した時期。ラーフが5室で恋愛や創造活動に予期せぬ刺激がありそうです。海外や専門分野との関わりが未来のチャンスにつながるため、積極的な行動が運気を押し上げます。

蠍座ラグナ

ラーフが4室で家庭や住まいに変化が生じやすい週。不動産や家族の決断は慎重に。金星が8室で共有資産やパートナーの経済面に吉兆がありますが、過剰な依存は避けるべきです。火星が11室で友人や仲間との活動が活発化、特に目標達成に向けて協力が得られやすい時期です。太陽と水星が9室にあり、学びや遠方との縁が発展的。精神的にも成長を実感できる週であり、柔軟な発想が成功の鍵となります。

射手座ラグナ

土星逆行が4室にあり、家庭や不動産、居住環境の課題が再浮上しやすい時期です。太陽と水星が8室に位置し、深い調査や問題解決に力を発揮します。火星が10室で仕事運が上昇、積極的な行動が成果を呼びますが、上司との衝突には注意。金星が7室でパートナーとの関係が良好に進展する暗示。ラーフが3室で新しいスキルや情報を得る機会が訪れます。地道な努力が確実な前進をもたらします。

山羊座ラグナ

火星が9室で新しい挑戦や遠方との縁に恵まれます。学びや海外に関する行動は特に吉。金星が6室で職場の人間関係が改善されやすい時期。太陽と水星が7室でパートナーや契約関連が活性化しますが、誤解を招かぬよう丁寧な説明を心掛けましょう。ラーフが2室で金銭や発言に予期せぬ変化があり、注意が必要。精神的には前向きな流れが強く、新しい経験が視野を広げる週となります。

水瓶座ラグナ

ラーフと月がラグナにあり、注目や変化が集中する週。行動は慎重に。金星が5室で恋愛や趣味、創造活動に喜びがあります。火星が8室で予期せぬ支出や人間関係の変化があり得るため計画的行動を。太陽と水星が6室で業務改善や健康管理に適した時期です。ケートゥが7室にあり、パートナー関係に距離が生じやすいため、対話を大切にすると安定します。

魚座ラグナ

土星逆行がラグナにあり、自分の方向性や生き方を再考する時期。金星が4室で家庭や住環境に喜びや快適さをもたらします。火星が7室でパートナーシップに活気がありますが、衝突にも注意。太陽と水星が5室で学びや創造活動に集中できる好機。ラーフが12室で海外や精神的探求に関する予期せぬ展開があるかもしれません。冷静な判断と計画性が、安定した成果をもたらします。

🛸特集記事：ライオンズゲートをインド占星術で読み解く

夏になると耳にすることが増える「ライオンズゲート」という言葉。西洋のスピリチュアル界隈では、毎年8月8日ごろに“宇宙のエネルギーが最も地球に降りそそぐ日”として広まり、瞑想や願望成就に適した特別な日とされています。この「ライオン（獅子）のゲート」という呼び名は、西洋占星術（トロピカル黄道）で8月8日の太陽が獅子座に位置していること、そしてこの時期に明るい恒星シリウスが夜明け前に東の空に昇る「ヘリアカル・ライジング」が起こることから付けられました。太陽とシリウスが空の同じ方向に並び、その光が象徴的な「門」を開くように感じられたのです。

しかし、インド占星術（ジョーティッシュ）では事情が少し異なります。ジョーティッシュは恒星を基準にしたSIDEREAL（サイデリアル）方式で天体の位置を計算します。西洋式のトロピカル黄道と比べると、星座の開始点が約24度ずれており、このため同じ日にちでも太陽の星座が異なって見えるのです。SIDEREAL方式では、8月8日の太陽はまだ獅子座ではなく蟹座の後半にあります。太陽が獅子座に入るのは毎年だいたい8月16日前後。つまり、「8月8日は獅子座の門が開く日」というのは、西洋式の天空を基準にした話であり、ジョーティッシュ的にはまだ獅子座シーズンに入っていないことになります。

では、インド占星術から見れば8月8日は何でもない日なのかというと、そう単純ではありません。たしかに太陽は蟹座後半にありますが、この時期の太陽は恒星シリウスの方向に近づいています。シリウスは夜空で最も明るい恒星の一つで、古代から王権や豊穣、霊的再生の象徴とされてきました。ジョーティッシュのナクシャトラ体系には直接含まれませんが、その光学的な影響や象徴性は無視できません。太陽がシリウスの方角にある時期は、いつもと違う“光の質”を地球にもたらす可能性があります。西洋ではこれを「門が開く」と表現しますが、インド占星術的には「太陽が特定の恒星のエネルギーを受け取る期間」として解釈する方が自然でしょう。

つまり、ライオンズゲートをそのままジョーティッシュに当てはめることはできませんが、根底にある「太陽と恒星シリウスの関係性」は両方で認められる現象です。西洋では獅子座という星座名に象徴を重ねますが、ジョーティッシュではその期間に太陽が通過しているナクシャトラ（たとえば蟹座後半のアシュレシャなど）の意味や、太陽が個人のホロスコープにおいてどのハウスを運行しているかに注目します。こうすることで、その年ごと、その人ごとの「光の門」のテーマをより具体的に読み解くことができます。

今年も8月8日が近づくと、SNSやスピリチュアル系のメディアでライオンズゲートが話題になりますが、そのとき「西洋式では獅子座だけど、インド式では蟹座」という事実を知っていると、物事を二つの視点から見られるようになります。そして、たとえ星座が違っていても、この時期は一年の中でも特別な太陽とシリウスの関係が生まれる時期です。もし心が落ち着かない、あるいは逆にインスピレーションが強く湧いてくると感じたなら、それは宇宙から届く“光のサイン”かもしれません。お盆の時期とも重なるため、静かに過去やご先祖、自分の内面と向き合い、これからの季節をどう生きるかを考える時間にしてみてはいかがでしょうか。

🕉️インド占星術の基礎:特集1【2室と食べ物の関係】― あなたの“食の傾向”はチャートに出ている？

■ 2室とは「食べ物」と関係がある？

インド占星術では「食べ物」を見るときにまず注目するのが 2室（第2ハウス） です。
このハウスは「財産」「家族」「話し方」といった意味を持ちますが、同時に「口」「喉」などを司ることから、食事や味覚の傾向にも大きく関わるとされています。

生まれ持った2室の星座やそこに在住する惑星を見ることで、次のような傾向がわかってきます：

• 食べることに興味があるのか？
• 美食家タイプか、こだわりがないか？
• 偏食？大食い？それとも節制派？

この「食」にまつわる星回りは、意外と侮れません。
なぜなら、食事というのは毎日の習慣であり、人生の質に直結するからです。

■ 惑星ごとに見る、2室の「食の傾向」

2室に入っている惑星によって、食に対する態度はがらりと変わります。
以下はあくまでシンプルな解釈ですが、自分のチャートと照らし合わせながら見てみましょう。

• 太陽（Su）：基本的には好き嫌いが少ない。王道・伝統的なものが好き。高級なものや格式ある食にも惹かれやすい。
• 月（Mo）：食への執着強め。甘いものに弱く、感情で食べる傾向あり。ストレスで食べすぎることも。
• 水星（Me）：軽くてスッキリしたものを好む。流行りものや機能性食品にも敏感。好奇心から食に関心を持つタイプ。
• 金星（Ve）：美食家。味だけでなく、見た目・雰囲気・器にもこだわる傾向。オシャレなカフェが好きな人に多い。
• 火星（Ma）：辛いもの、刺激物、肉などエネルギーの出るものを好む。食に対する姿勢がやや攻撃的。
• 木星（Jp）：量も質も満足したい！楽しく食べることが重要で、宴会好き。ちょっと食べすぎ注意。
• 土星（Sa）：質素倹約。食べること自体にあまり興味がなく、食事を機能と考える傾向。孤食傾向も。
• ラーフ（Ra）：極端な嗜好に走りやすい。ジャンク・異国料理・奇抜な食べ方など“クセ強”傾向。
• ケートゥ（Ke）：食に無関心。偏食、断食志向、または何を食べたらいいのかわからない感覚も。

もちろん、2室だけを見て断定するのではなく、ラグナ（アセンダント）や全体のバランスとの兼ね合いも重要です。

■ 食べ物は「習慣」の鏡

2室に限らず、食にまつわる情報はインド占星術の中でとても深いテーマのひとつです。
子ども時代の家庭環境、食への執着、満たされる喜び、あるいは精神性への昇華――
どんな食べ方をしているかは、その人の人生観を映す鏡かもしれません。

「なんで自分はいつも同じものばかり食べてるんだろう？」
「つい甘いものに手が出ちゃう…」

そんな自分を否定せずに、星の配置に理由を見つけてあげる。
それもまた、ジョーティシュの楽しみ方の一つです。

次回予告：
特集2【社長になる人・ならない人】
成功者のホロスコープには共通点がある？経営者に多い星の傾向を紹介。

🧑‍🤝‍🧑編集後記:

日本はお盆です。

私は少し早く先週の内に実家に帰ってきました。

久々にお墓参りをし、田舎の気をたくさん取り入れてきました。

生家というのは、大変に自分に影響を及ぼしているのだと、感じた出来事でした。

来週は次の新月のことを書きます。

お楽しみに。

それではまた来週。

TORAJA