GWを超え、やだやだ病を起こしています。
シャキッとしなくちゃな、と思っていたら、来週からがらっと運気が変わりそうです。
今週はその大きな変化に引きずられないように地に足をつけてじっくり進んでいくのがいいかもしれませんね。
では見ていきますよー。
今週は、2025年の中でも特に大きな変化が集中しています。
太陽と木星がサインを移動するだけでなく、ラーフとケートゥという“魂の軸”が18ヶ月ぶりに動くという重要な節目にあたります。
まず、5/16には木星が双子座へ移動します。
木星は約1年かけてひとつの星座をめぐる「拡大と成長」の星。これまで牡牛座の地に根ざしたテーマ(安定、蓄積、五感)を照らしていた木星が、これからは双子座で「言葉、学び、移動、ネットワーク」など風の軽やかさと知性に光を注ぎ始めます。
自分の考えを発信すること、人とのつながりを再構築すること、複数の選択肢を同時に持つこと。そんな柔軟さと好奇心が、次の1年の成長の鍵となるでしょう。
同じく5/16、太陽が牡羊座から牡牛座へ。
意識の焦点が「前に進む力」から「持っているものをどう活かすか」へとシフトします。スピードやチャレンジよりも、安心感や自分のペースが大切にされる流れへ。「ちゃんと味わう」ことがテーマになるかもしれません。
そして最も深い影響をもたらすのが、5/19のラーフ・ケートゥ軸の移動です。今までの「魚座ラーフ―乙女座ケートゥ」は、境界の曖昧さや、過剰な完璧主義、見えないものへの依存などを通して、私たちに“整える”ことの大切さを教えてきました。それが来週からは、水瓶座ラーフ―獅子座ケートゥのラインへ。未来、自由、テクノロジー、理想、社会性を志向する水瓶座へと、魂の渇望が向かっていきます。一方で、「自分が中心でいたい」「目立ちたい」「正解を持ちたい」といった獅子座的な執着は、手放しの対象になっていくでしょう。
この切り替わりは、表面的にはあまりわかりません。
でも、多くの人が今週、「もう、あれは違う気がする」「なんとなく終わった感じがする」そんな感覚を覚えるはず。
それは、無意識の地層が動いているサインです。
今週は、焦らなくて大丈夫。
でも、そっと静かに「新しい流れを感じ取る」意識を持ってみてください。
今週は、太陽・木星・ラーフケートゥの移動が重なる、まさに大転換の週。
特に木星が2室牡牛座から3室双子座に移ることで、これまでの「収入や価値観を安定させる流れ」から、「発信・表現・行動で開拓していく流れ」へと大きく切り替わります。
3室は勇気と挑戦のハウスでもあるため、「やってみたいけどまだやっていないこと」に改めて光が当たり、今後1年かけて育てていけるタイミングです。
同時に太陽は牡牛座へと入り、落ち着いた安心感や現実的な欲求が高まる時。
物質的な満足や五感的な喜びを重視するようになり、勢い任せではなく、しっかりと“手ごたえ”を感じられる行動を求める流れが生まれます。
そして19日、ラーフとケートゥが軸を変えます。
これまでの1年半、あなたは無意識の深層(魚座)や、生活の整え直し(乙女座)に引っ張られていたかもしれません。
それが今週末から、ラーフが11室水瓶座、ケートゥが5室獅子座に入ることで、「未来の仲間」と「自分らしさ」のバランスがテーマになります。
人との繋がりの中でこそ、自分の表現が活きる流れへ。
金星・土星も魚座に滞在し、心の奥でまだ「片づいていないもの」と向き合う時間も続いています。
水星は牡羊座で、あなた自身の中にある“率直なことば”が鋭くなりやすい時期。
慎重さと勇気のバランスが問われる週ですが、「新しい自分の声」を外に出していく準備が整ってきています。
あなたにとって、今週は“照明が切り替わる”ような週です。
太陽が牡牛座に入り、ここから約1ヶ月、あなた自身が自然とスポットライトを浴びる流れに。
自信が湧いてくるだけでなく、人からの評価や注目も集まりやすくなります。
ただ目立つだけでなく、「どう見られたいか」「どんな存在でありたいか」を意識的にデザインしていくと良いでしょう。
そして、1年間あなたの上で守りと成長を促してくれていた木星が、ついに2室双子座へ移動します。
ここからの約1年は、「自分の言葉」「稼ぎ方」「本当の豊かさ」に光が当たっていきます。
ただ所有するだけでなく、それをどう活かすか、どう育てるか。
話す・書く・伝えることが、収入にも価値にもつながりやすい時期です。
さらに、ラーフとケートゥが魚座―乙女座の軸から、水瓶座―獅子座の軸へと大きく移動します。
これまでの1年半、「仲間の中でどう見られるか」「理想の未来を追いかけすぎる」ことで疲れが出ていたなら、それは終わりを迎えつつあります。
ここからは「キャリアと家庭の両立」「自分の立場や責任との向き合い方」が新たなテーマとして浮上してくるでしょう。
居場所を整えることで、社会的な飛躍が自然に訪れるような流れです。
水星は12室にあり、考えが内側に引っ込みやすい時期。
まだ言葉にしづらい気持ちは無理に整理しなくてもOKです。
一方で、魚座にとどまる金星・土星・ラーフの影響で、友人・所属・目標など「未来」にまつわる見直しも進みます。
理想だけでなく、あなた自身が本当に願うビジョンを静かに見つめ直す1週間となるでしょう。
あなたにとって、今週は新しい1年が静かに幕を開けるような時間です。
木星が1室・双子座へと移動し、ここから約1年間は、あなた自身が“拡大と発展の主軸”になり「自分らしくあること」そのものが幸運を呼ぶテーマになります。
キャラクター・魅力・言葉・態度──あらゆる「わたしらしさ」が世の中に届きやすくなり、評価もついてきます。
自信や存在感が自然と高まるため、「人と比べてどうか」ではなく「自分らしくあること」に集中するのが開運のカギです。
他人に合わせるよりも、自分の考えを堂々と示していくことで、チャンスが引き寄せられていく時期です。
今週はまだ切り替え直後の揺れもありそうですが、太陽が12室に入ることで「静かな整理」も同時に始まります。
意識が内面に向かいやすく、これまでの流れを見直したり、心の中を整えたりするには最適なタイミング。無理に動こうとせず、休息・内省・静かな整理に時間を使うと、内側が整って次の一歩が軽やかになります。
焦って何かを始めようとするよりも、深呼吸しながら感覚を研ぎ澄ませておくことで、来月以降の本格的な始動に向けた準備が整っていきます。
意識せずとも、“今までのやり方を卒業する”ような出来事が起きやすいときですよ。
さらに、今週はラーフとケートゥの軸が動く節目。
この1年半、ケートゥが4室にあったことで、「家や家族に馴染めない」「どこにいても落ち着かない」といった感覚があったかもしれません。実際に「家庭のみ直し」が起こっていた方も多かったはず。
その感覚が徐々に緩み、これからは3室へとケートゥが移ります。
挑戦意欲や発信への“情熱の薄れ”のような静かな変化が出てくるかもしれませんが、それは悪いことではなく、「何のために伝えるか」が見直されていく流れです。
表面的な活動よりも、自分の内側から出てくる“確かな言葉”を選ぶようになっていくでしょう。
水星は11室にあり、未来の構想やネットワークづくりに追い風。
金星・土星・ラーフがまだ魚座にあるため、社会的な肩書きや「理想の自分」とのギャップに揺れやすいときでもあります。
でも今週は無理に整えようとせず、心に浮かんできたビジョンや違和感を大切に。
静かな始まりの中で、「新しい自分」が育ち始めています。
今週、あなたの中で「ひとつの旅が終わり、内なる巡礼が始まる」ような感覚が訪れるかもしれません。
木星が11室から12室・双子座へと移動し、ここから約1年は「目に見えない世界」との対話がテーマになります。
積極的に活動し、仲間や評価を求めてきたこれまでの流れから一転、
静けさ・癒し・スピリチュアル・祈り・奉仕といった“内なる豊かさ”を育てる1年の始まりです。
太陽は10室から11室へと移動し、今週からはチームや仲間、未来のビジョンに光が当たる時期へ。
社会的な肩書きではなく、「誰と何を目指すか」「どんな人たちと繋がっていたいか」が選び直されていく流れになります。
そして、今週末にラーフとケートゥの軸が移動します。
ラーフは9室魚座から8室水瓶座へ。
理想や信念に突き動かされていたこの1年半に区切りがつき、ここからは「深く繋がること」「信じて任せること」がテーマに。
ケートゥは3室乙女座から2室獅子座へと移動し、情報や発信、挑戦への過剰な熱量が自然と落ち着き、
「言葉にすること」「稼ぐこと」「自分にとっての価値」について、静かに見直されていく時期になります。
金星・土星・ラーフが魚座に残る今週は、まだ精神的な理想や信条との葛藤が残るかもしれません。
「正しさ」や「信じたいこと」がグラつくこともあるかもしれませんが、
それは新しい心の軸が生まれる前の揺れです。
水星は11室で、信頼できる人との対話やネットワークの中に希望が見つかる流れ。
大きなうねりの中で、内なる静けさを見失わないようにしてください。
今週は、あなたにとって未来の景色が一変しはじめるタイミングです。
まず、木星が10室牡牛座から11室双子座へと移動し、ここから約1年間は「仲間・希望・達成・ネットワーク」に関する運気が大きく高まります。
仕事の人脈が広がったり、志を共にする仲間との出会いが増えたり。
あなた自身の目標も、これまでの“社会的成功”から、“誰と何を叶えるか”へと変わっていくかもしれません。
一方、太陽は9室牡羊座から10室牡牛座へと移動。
公の場面での注目が集まりやすく、評価されやすい1ヶ月に入ります。
ここまでに積み重ねてきた努力が認められることもあれば、
これからの活動方針について真剣に考える機会もあるでしょう。
そして、今週末にはラーフとケートゥの軸が大きく移動。
あなたにとっては、ラーフが8室魚座から7室水瓶座へ、ケートゥが2室乙女座から1室獅子座へと切り替わります。
この1年半は「手放すこと」「深く関わること」「お金や価値観の整理」がテーマだった人も、
ここからは「人との関係性」「パートナーシップ」「共同性」が重要になっていきます。
他者の存在が自分を照らし出す鏡となり、「わたしらしさ」とは何かを問い直す流れが始まります。
ケートゥがラグナに入るため、今後は少しずつ“目立ちたい”という欲から解放され、
静かな自己確立に向かうような時間になるかもしれません。
魚座8室にある金星・土星・ラーフはまだ残っており、
目に見えない不安や執着、秘密の関係や感情にまつわる揺れももう少し続きそうです。
水星は10室で、仕事に関するアイデアやプレゼン、知的な影響力を発揮できるタイミング。
“個の魅力”だけでなく、“人との関係性の中で育つ自分”に意識を向けてみてください。
今週のあなたに訪れるのは、「自分の声が遠くまで届き始める」感覚かもしれません。
まず木星が9室から10室・双子座へと移動し、ここから約1年間、仕事・評価・役割・キャリアに関する拡大が本格的に始まります。
これまで学んだことや築いてきた精神的基盤が、社会の中でどう活かされるか──そんな“実践のフェーズ”が始まります。
目立つチャンス、役職や新しい責任、あるいは肩書きを変えるような出来事も起こりやすい時期です。
太陽は8室から9室へと移動し、今週からは「視野が広がる・道が開ける」ような運気に変わります。
精神性・哲学・学問・遠方との縁──どれもあなたにとって今、特別に意味を持つテーマ。
誰かの言葉や本の一節が、価値観をガラリと変える可能性もあるでしょう。
そして、今週末にはラーフケートゥの軸が切り替わります。
この1年半、ケートゥがラグナにあったことで、「自分って何だろう?」「どうして生きてるんだろう?」と、
深い問いに向き合ってきた方も多かったかもしれません。
そこから軸が変わり、ケートゥが12室へ、ラーフが6室へ。
「他者との比較や奉仕的な関係」「社会との距離感」にまつわる揺れが出始めます。
過去の無意識的なパターンや心身の疲労が噴き出すこともありますが、
それは、あなたがもっと自然体で“選び直していい”というサインです。
金星・土星・ラーフがまだ7室にある今週は、パートナーや他者との関係性が非常に濃密になりやすいとき。
深い感情のぶつかりや、運命的な縁に対して誠実に向き合う必要があるかもしれません。
水星は8室にあり、探求・秘密・心理への興味が深まるタイミング。
表面的な情報だけでなく、背景や“本音”を感じとる力が高まっています。
今週は、「外に向かって立つ自分」と「内なる確信」の両方をバランスよく抱える週になるでしょう。
今週は「深い内面の整理」から「新しい学びと出会いの始まり」へと、空気ががらりと切り替わるタイミングです。
木星が8室から9室へ移動し、ここから約1年は精神的成長・高次の学び・遠方との縁が大きく広がっていく流れへ。
目の前の損得よりも、「この学びは未来につながるか?」「自分を高めてくれるか?」という観点が運気を引き寄せる鍵になります。
高等教育、宗教的・哲学的探求、海外旅行・留学にもご縁が生まれやすくなる時期です。
一方で、太陽は7室から8室へと移動。
「人と深く関わること」「信用やお金にまつわるテーマ」に光が当たりはじめます。
自分ひとりでは解決できないような問題や、他人の領域へ踏み込むような場面も増えるかもしれません。
パートナーや他者との関係性が、今後の変容のきっかけとなることも。
そして、ラーフ・ケートゥの軸が今週末に大きく切り替わります。
この1年半、ラーフが6室にあったことで、あなたは「義務」「働き方」「体調管理」「人との摩擦」などに向き合ってきたかもしれません。
それが今後は、ラーフが5室へ、ケートゥが11室へ移動し、「創造・恋愛・子ども」といったテーマが主軸になっていきます。
評価や承認を求めすぎて疲れていた人は、少しずつその重さから自由になっていける流れ。
自分が“面白い”と感じることを形にする力が高まっていきます。
金星・土星・ラーフが依然として6室魚座にある今週は、身体や習慣、人との境界線のテーマに再調整が入りやすいとき。
水星は7室にあり、パートナーや他者とのコミュニケーションが活性化。
ただし言葉が鋭く出やすいため、やさしい表現を意識するのがベターです。
今週、木星が7室から8室へ移動し、あなたにとって「表に出る関係」から「内側で交わる結びつき」へと、人生の主題が切り替わっていきます。
ここから約1年は、パートナーや家族、仕事上の契約など、他者との“深い共有領域”が成長と変容の舞台になります。
受け継ぐもの、委ねること、信頼関係、精神的な統合──そういったキーワードに導かれるような1年が始まります。
太陽は6室から7室へ移動。
他者との関係性がクローズアップされ、対人関係や契約ごと、パートナーシップが活発になるタイミング。
自分の立ち位置を再確認する場面もありそうです。
協力関係が強化される一方で、「どう向き合うか」が問われる真剣な関係も浮上してくるかもしれません。
そして、今週末にはラーフとケートゥの軸が大きく切り替わります。
この1年半、ラーフが5室にあったことで、「創造性」「恋愛」「子ども」「遊び」の分野に翻弄されるような感覚があった方も多いかもしれません。
それが今後は、**ラーフが4室(水瓶座)、ケートゥが10室(獅子座)**へと移動。
「どこに根を張るか」「何を“自分の居場所”と呼べるのか」という深い問いが浮上してきます。
キャリアや外の世界での役割に対する執着を手放し、心の安定や家庭環境を整える方向へと導かれていくでしょう。
魚座にある金星・土星・ラーフはまだ5室にとどまり、自己表現や恋愛、趣味の分野における“未解決の感情”を揺らしやすい時期です。
しかし、水星が6室にある今週は、実務やルーティンの見直しによってバランスが整ってくる暗示。
無理に動かそうとせず、今の自分にちょうどいいリズムをつかむことが、今後の安心感へとつながります。
今週、木星が6室から7室へ移動し、あなたにとって「自分の道をひたすら進む」フェーズから、「人と共に生きる」フェーズへの転換が始まります。
ここからの1年は、対人関係・契約・パートナーシップが拡大と発展の鍵になります。
信頼できる人と手を組む、共同で何かを成し遂げる、あるいは恋愛や結婚に関する動きが強まりやすい時期。
あなたが“どんな人と組むか”によって、人生の景色が大きく変わっていくでしょう。
太陽も6室に入り、生活習慣や働き方、健康面に意識が向きやすいとき。
仕事のルーティンを見直すには絶好のタイミングです。
ただし、他人との摩擦が表面化しやすいため、言葉遣いや対人距離には注意が必要。
そして、今週末にラーフとケートゥの軸が移動します。
これまでの1年半、ラーフが4室にあったことで、「家族や居場所に振り回される」「安心感が持てない」と感じていた人もいたかもしれません。
それが今後は、ラーフが3室(水瓶座)、ケートゥが9室(獅子座)へ。
「知識を得る」「発信する」「勇気を出す」といった能動的なテーマへと変わっていきます。
また、これまで強く握っていた「正しさ」や「自分の信念」に対して、少しずつ脱力が起きてくるかもしれません。
魚座にとどまる金星・土星・ラーフは、まだ「家」や「心の奥底」の不安定さを揺らしています。
家庭問題や感情の起伏が起きやすい時期ですが、水星は5室にあり、創作や恋愛、遊び心の中に癒しがある配置。
小さな楽しみやクリエイティブな活動が、心の整理に大いに役立つでしょう。
今週、木星が5室から6室へと移動し、ここからの約1年は「整えること」「仕組み化すること」「習慣を育てること」に幸運が宿ります。
これまでの創造的な流れから一歩進み、日々の積み重ねや義務的な活動の中にこそ、長期的な豊かさが育っていくような運気です。
働き方や健康管理、スキルアップや副業に関する動きも本格化しやすい時期です。
「生活の質を上げること=人生の質を上げること」へと繋がっていくでしょう。
太陽は4室から5室へと移動し、創作・恋愛・表現のエネルギーが高まるとき。
人前で目立つ役割や、舞台に立つような場面も増えるかもしれません。
何かを“楽しむ力”を取り戻すことが、次の活力の源になります。
そして今週末、ラーフとケートゥの軸が移動。
これまでの1年半、ラーフが3室にあったことで、学び・発信・人間関係が活発になった一方で、疲れを感じていた人も多かったかもしれません。
ここからは、ラーフが2室(水瓶座)、ケートゥが8室(獅子座)へ移動し、「自分の言葉・財産・価値観」にまつわるテーマへと軸がシフト。
何を伝えるのか、何を受け取るのか、どう生きていきたいのか──そんな本質的な問いが、静かに浮かび上がってきます。
また、ケートゥが8室に入ることで、人との深い結びつきや過去からの執着を手放していく流れも始まるでしょう。
魚座に残る金星・土星・ラーフは、今も「伝え方」「学び方」「人との距離感」を揺らしています。
水星は4室にあり、家族との対話や心の居場所の見直しにも良いとき。
今週は、“心と生活”のチューニングを整え、より良い日常を築く土台づくりのスタートになります。
今週、木星が4室から5室に移動し、あなたにとっては「内側で育ててきたものが、外に向かって花開いていく」ような時間が始まります。
ここから約1年は、創造性・恋愛・表現・教育・自己実現といったテーマに発展と拡大の運気が注がれます。
何かを“楽しむ”ことが、結果的に評価や成果につながる時期。
趣味を深める、創作を始める、恋をする──あなたの中の「好き」が動き出すことが鍵となるでしょう。
太陽も同時に4室に入り、心の拠り所や家族との関係、住環境など「内なる基盤」を見直すような流れに。
落ち着ける空間、支えとなる人間関係が、あなたの創造力を支える“根”となります。
今週は特に、家での過ごし方や日常の質に意識を向けると良いタイミングです。
そして、今週末にはラーフとケートゥの軸があなたのラグナ(1室)と対向の7室へと移動します。
この1年半、ラーフが2室にあったことで「お金」「言葉」「自分の価値」をめぐって迷いや拡張が続いていた方も、
ここからはより自分自身の在り方と対人関係の課題がテーマになります。
ラーフが1室に入ることで、自分を大きく見せたくなったり、変化欲が高まったりしますが、
同時にケートゥが7室に入ることで、「他者とどう向き合うか」には冷静さと静かな気づきが求められます。
魚座に残る金星・土星・ラーフはまだ2室にあり、言葉や経済的テーマに対する感受性が高まりやすい状態。
水星は3室にあって、発信や学び、友人との軽やかな交流には吉。
今週は、“自分をどう表現し、誰と響き合っていくのか”を感じ始める、重要なスタートのときです。
今週、あなたの「足元」がしっかりと整いはじめます。
木星が3室から4室に移動し、ここから約1年は「居場所・家庭・心の安定・ルーツ」が拡大と成長のテーマになります。
住環境を整えたり、家族との関係が深まったり、心の中の“安心の場所”を育てていくような流れです。
この1年は、何よりも「安心できる土台」が成功の鍵となるでしょう。
太陽も3室に入り、身近な学び・発信・移動に光が当たるとき。
言葉に力が宿りやすく、短期的な行動や計画も活発になりそうです。
今週は、自分の声やメッセージが誰に届いているのかを意識してみてください。
そして、今週末にはラーフとケートゥの軸があなたのラグナから離れます。
この1年半、ラーフが魚座にあり「自分って何者なのか?」「なぜこんなに不安定なのか?」といったテーマに揺れ続けてきた方も多かったはず。
ここからは、ラーフが12室(水瓶座)、ケートゥが6室(獅子座)へと移動。
意識は「内側」や「見えない世界」へと向かい、深い癒しや潜在意識の浄化が始まります。
ケートゥが6室に入ることで、日々の義務や体調、人との摩擦をどこか客観的に見つめ直すようになるかもしれません。
金星・土星・ラーフが依然として魚座にあることで、まだ「自分が誰か分からない」「やる気が出ない」といったぼんやり感は続いているかもしれません。
ですが、これは今、あなたが脱皮しかけているサインです。
水星が2室にあり、言葉にすることで気づきが進みやすいとき。
無理に答えを出そうとせず、日々の小さな快適さを大切にしながら、自然に流れに乗っていくことで、心の深い部分が静かに整っていきます。
今週、2025年5月19日。
インド占星術で非常に重要な存在であるラーフとケートゥが、約1年半ぶりにサインを移動します。
現在の魚座ラーフ・乙女座ケートゥから、水瓶座ラーフ・獅子座ケートゥへ──
これは単なる星の動きではなく、私たち一人ひとりの「魂の成長テーマ」が大きく切り替わる節目を意味しています。
ラーフは「強く求めるもの」「未経験への飽くなき渇望」。
ケートゥは「既に持っているもの」「過去から来る無意識の影響」。
この2つは常に正反対の位置にあり、“どこに引っ張られ、どこを手放すか”という魂の方向性の軸を形づくっています。
ここ1年半のラーフは魚座にありました。
スピリチュアル、癒し、共感、芸術、夢のようなもの──
境界のない世界に魅せられ、気づけば「何が本当かわからない」迷いの中にいた方も多かったかもしれません。
同時にケートゥは乙女座にいて、完璧主義・分析過多・整理癖といったテーマに向き合わされる時期でもありました。
つまり、「曖昧さに惹かれつつも、整えずにはいられない」という矛盾した流れの中に、私たちはいたのです。
そこから今週末、軸は大きく切り替わります。
これからの約1年半、ラーフは水瓶座へ、ケートゥは獅子座へ。
新しいテーマは、「社会とどう関わるか」「私という個をどう表現するか」。
水瓶座ラーフは、未来志向・理想・テクノロジー・共同体など、“みんなのため”を追求する方向へと私たちを引っ張っていきます。
一方、獅子座ケートゥは、「中心でいたい自分」「目立ちたい自分」「正しさへの執着」を静かに手放していく流れ。
この軸は、ときに「孤独」や「承認されない感覚」を伴います。
でも、それは“他人からの評価”ではなく、“魂が本当に求めているもの”に気づくためのプロセス。
自分の表現や意思を社会に活かしながら、他者と共に未来をつくるにはどうすればいいのか──
そんな問いを抱えながら、私たちはまた新しい物語を始めていくのです。
いま、大切なのは焦らず「揺れ」に気づくこと。
心の中で、すでに“何かが変わった”と感じている人も多いはず。
その感覚こそが、軸が切り替わったサインです。
① “主語が自分じゃない”言葉を増やしてみる
これからのラーフは「水瓶座」に入ります。
水瓶座は「わたし」より「わたしたち」、「私の世界」より「共通の未来」がテーマです。
だからこそ、「私はこう思う」だけでなく、
「私たちはどうあるべきか」「この社会にどう貢献できるか」という視点を持つことで、ラーフの追い風に乗りやすくなります。
SNSや会話でも、「自分語り」より「共感の橋」を意識してみてください。
② 目立つことにこだわりすぎない
ケートゥは「獅子座」へ。
これは、「主役でいたい」「認められたい」「自分が正しい」という気持ちを少しずつ手放していく流れです。
もちろん自分の軸や表現は大事にしていいのですが、それを“誰かに証明するため”にやっているなら、もう終わりにしてもいいのかもしれません。
「静かでも、確かに響く」ような在り方が、これからの信頼をつくります。
③ 違和感は“ズレ”のサインとして受け取る
この数週間、妙に疲れる、噛み合わない、急に冷める……そんな感覚が出てきたなら、それは「軸が変わってきたサイン」です。
いまはまだ無理に新しい目標を設定しなくても大丈夫。
ただ、「もうこれは違うかも」と感じるものを、そっと見送っていくこと。
それだけで、次に入ってくるものの“スペース”が生まれていきます。
ラーフとケートゥは、あなたの深層で静かに方向を変えています。
無理やり何かを始めるよりも、感じる・手放す・委ねることが、今の最良の選択かもしれません。
「私、牡羊座じゃなかったの?」
インド占星術でホロスコープを出したとき、
「えっ、私って魚座なの?ずっと牡羊座だと思ってたのに……」
初めてインド占星術のチャートを出したときに、実際に私が思わず漏らしてしまった感想です。
このように『自分の星座』に戸惑う方は少なくありません。
これはインド占星術と西洋占星術で使う「星座の基準」が違うために起きることです。
見ている「空」が違う、と言ってもよいかもしれません。
春分点の固定 vs 実際の星空
この違いの核心にあるのが、星座の起点をどこに定めるかというルールの違いです。
西洋占星術(トロピカル方式)では、春分点=牡羊座0度と固定します。
つまり、季節を基準にして星座を区切ります。
これは暦と連動しやすく、太陽の一年の巡りを直感的に把握できる利点があります。
一方、インド占星術(サイデリアル方式)では、実際の星空の位置を使います。
つまり、「今、星がどこにあるか」を忠実に反映してチャートを作るわけです。
これは、「歳差運動(さいさうんどう)」という現象により引き起こされます。
地球の自転軸がコマのように少し傾いて動いているため、星空の見え方は毎年わずかにズレていくのです。
このズレは約72年で1度。
西洋占星術が「春分点=牡羊座0度」で約2000年前に固定したままなのに対し、インド占星術ではそのズレを反映しているため、
現在では約24度の差が生まれているというわけです。
たった24度、されど24度
この「24度のズレ」は、ホロスコープ全体に大きく影響します。
たとえば、
西洋占星術で「太陽が牡羊座」の半分以上の人は
インド占星術では「太陽が魚座」になります。
これにより、性格診断や運勢の読み方もまったく異なる結果になるのです。
インド占星術の読みが「よく当たる」と言われる理由のひとつが、
この“実際の星空”を使っている、という点にあるのですね。
次回予告
【ジョーティシュとは何か?】
― 「光の知識」と呼ばれる占星術、その深い背景とは?です。
何故か無性に本が読みたくなり、2冊の本を買い、Kindleで2冊読みしました。
1冊はNEXUS、もう1冊はトランサーフィン78DAYS。
NEXUSはサピエンス全史のユヴァル・ノア・ハラリ。
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トランサーフィン78DAYSはTUFTI(タフティザプリーステス)のヴァジム・ゼランドです。
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NEXUSは時間かかりそうなので、上巻のみを買いました。読み終わったら下巻に進むつもり。
トランサーフィン78DAYSはTUFTIの実践編とも言える本です。
2年前、ふと手に取ったTUFTIで世界に色がつきました。
でもちょっとおすすめしにくい本ではあります。
量子力学に興味のある人なら、面白いかもしれません。
今回、78DAYSでどうなるのか。早く実践したくてたまりません。
78日後、どう変わっているのか楽しみにしていてくださいね。
ではまた来週
TORAJAでした。