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第81号☀️ケートゥと重なる太陽の意味とは?
【週間】インド占星術師TORAJAの運命の扉と未来の鍵
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TORAJA
2025/08/26

残暑厳しいですね。

やることが多くて目が回ります。

暑くてふらふらなのかもしれませんが。

22日の新月でなにかスタートできましたか?

私は新講座を作り始めました。

では、今週も行ってみましょう!

📖目次

  1. はじめに:
  2. 今週の星の動き
  3. 星座別:今週の運勢
  4. 特集記事:「太陽とケートゥの接近」
  5. インド占星術の基礎:コンバストとは?
  6. 編集後記:

🌟今週の星の動き

今週は、実務的な集中力と感情の調整力が求められる時期です。細部に気が向きやすく、整理整頓や段取りの見直しには最適なタイミングとなります。仕事や日常の中で丁寧な対応を心がければ、信頼や安定につながるでしょう。ただし、焦りや苛立ちも生じやすくなるため、感情の衝動に任せた行動には注意が必要です。冷静な判断を意識して過ごすことが、周囲との摩擦を避ける鍵となります。

人間関係では、穏やかな対話や非言語的な気遣いが信頼を深めます。身近な人との時間や感情の共有が充実感を生みやすく、表現活動や趣味も心の安定に役立つでしょう。また、情報収集や学びの面では吸収力が高まり、日常の中の小さな会話や出会いが、大きなヒントになることもあります。

一方で、過去の課題や心の奥にあった問題が再び意識に上る場面もありそうです。すぐに解決できなくても、丁寧に向き合うことで深い理解や癒しにつながります。また、自分の立場や目指す方向に対する疑問が生まれるかもしれませんが、それはより本質的な目標を見つけるための自然な過程です。

未来志向の活動や新たな関わりへの興味も高まりやすい時期ですが、目新しさに流されすぎず、自分にとって本当に必要なものを見極める視点を持つことが重要です。内と外のバランスを保ち、着実に前進する姿勢が、今週の流れに調和する生き方となるでしょう。

✨️星座別:今週の運勢

牡羊座ラグナ

仕事や日常における実務能力が高まる週です。細かな作業や整理整頓がはかどり、健康面でも改善が期待できます。ただし職場での苛立ちには注意。恋愛や創作活動は柔らかく好調。内面の不安は静かな時間で整理を。

牡牛座ラグナ

創造性と恋愛運が刺激され、表現活動や趣味に集中できる時期です。家族との関係も穏やかで、安心感を得やすいでしょう。子どもに関することや教育面でも前向きな動きあり。気を抜くと浪費傾向に注意。

双子座ラグナ

家庭や不動産に関するテーマが浮上します。引っ越しや模様替えなど住環境の改善に良い時期。一方で仕事とのバランスに悩むかも。言葉での対立には冷静さが必要。母親との関係には丁寧な配慮を。

蟹座ラグナ

学びや情報収集に追い風が吹く週。旅行や短期的な移動も吉。兄弟姉妹との交流が温かく、日常に活気が戻る感覚があります。知的活動が拡大する一方で、感情に左右される判断には慎重さを。

獅子座ラグナ

収入や所有に関するテーマが活性化し、実利的な動きが成果に結びつきやすい週です。特技や技能が収入源につながる可能性も。無駄遣いを避け、堅実な管理が鍵。自己評価を高める機会にも恵まれます。

乙女座ラグナ

今週の主役の一人。行動力と存在感が高まり、主導権を握りやすい時期です。新たなスタートにも適していますが、感情が先走らないようバランスを。外見や健康の改善にも適した週です。

天秤座ラグナ

内面的な不安や過去の問題と向き合うタイミングです。静かな時間や一人の空間で気持ちの整理をすることで、次の行動への力が蓄えられます。無理に外に出るより、内側のメンテナンスを重視して吉。

蠍座ラグナ

交友関係が活発になり、新しいネットワークや目標の共有が楽しめる週です。チーム活動や共通の目的を持つ仲間と過ごすことで、刺激と安心の両方が得られそう。将来の展望に光が見える可能性も。

射手座ラグナ

社会的立場やキャリア面での動きが出やすく、責任や注目が増える週です。努力が実を結びやすく、上司や目上との関係も良好に。ただし家庭とのバランスを忘れずに。誠実さが最も評価される時。

山羊座ラグナ

視野が広がり、学びや精神性への関心が深まる週です。海外や高等教育、宗教・哲学への探求にも良い時期。旅行運も良好で、環境を変えることでインスピレーションが得られます。柔軟な姿勢を忘れずに。

水瓶座ラグナ

深い結びつきや経済的な再調整がテーマとなります。共有財産や相続、保険などに関する見直しの好機。人間関係でも表面的ではないつながりを重視する傾向が強まり、深層心理にも触れる週です。

魚座ラグナ

対人関係やパートナーシップにスポットが当たる週です。新たな出会いや、既存の関係性の再調整が起こる可能性があります。相手との距離感を見直し、誠実なコミュニケーションを意識すると良好に保てます。

🛸特集記事:「太陽とケートゥの接近」──獅子座におけるアイデンティティの影と光

今週、太陽がケートゥに接近しています。そしてこの配置が生じているのは、“自己表現”と“権威”の象徴である獅子座です。これは極めて象徴的な現象です。なぜなら太陽は、まさに獅子座を支配する惑星であり、そこにケートゥという霊的・無私的な惑星が干渉することで、私たちは「自分らしさとは何か」「誇りや自信の本質とは何か」という問いに直面することになるからです。太陽は「私はこうあるべきだ」という社会的アイデンティティや、自己肯定感の源です。特に獅子座の太陽は、その自己表現を堂々と、力強く打ち出します。しかしケートゥは、それに対して“無化”の力を注ぎます。これまで自分だと信じてきた役割や、周囲からの評価に基づく自信が、ふとしたきっかけで空虚に感じられるかもしれません。これは一見すると、自信喪失や方向性の迷いといったネガティブな体験に映るかもしれません。しかしそれは、偽りや過剰な期待を削ぎ落とし、本来の自己に立ち返るためのスピリチュアルな浄化の過程でもあります。ケートゥは私たちに、「他人にどう見られるか」ではなく「自分自身にとって意味のある行動は何か」を問うのです。特に、社会的地位・リーダーシップ・創造的な活動を担っている人ほど、この時期は深い問いを突きつけられることになるでしょう。名誉や成功を追い続ける中で、どこか心が置き去りにされてはいないか。その違和感こそが、再調整のサインです。今週は、静かに自分の内側に目を向けることで、本質的な意思や価値観に再び光を当てることができます。自分の「光」が一時的に揺らぐように感じたとしても、それは新しい内的源泉を見つけるためのプロセス。太陽とケートゥが獅子座で交わる今、私たちは“何者かであろうとする自分”を超え、“本当の自己”と再会するための扉の前に立っています。

◆ 獅子座ラグナのあなたへ

今週の太陽とケートゥの接近は、まさに獅子座ラグナにおいて起こります。これは自己像・自尊心・対外的な立ち位置に関するテーマが深く揺さぶられる配置です。これまで築いてきた「自分らしさ」や「自信の根拠」が、一時的に曖昧に感じられるかもしれません。人前での表現やリーダーシップに迷いが生じたり、注目を浴びることに対して抵抗感を覚えたりすることもあるでしょう。しかし、それは“喪失”ではなく“再定義”のための過程です。今週は、評価や立場を一度手放してでも、「自分が本当に何を大切にして生きたいのか」を見つめ直す好機。表面的な威厳ではなく、内面から湧く静かな確信へとシフトしていくチャンスです。

◆ 他のラグナへの影響

蟹座ラグナ 

収入や所有に対する価値観の揺れがテーマとなります。思ったように成果が得られず、自己価値を問う場面も。物質に対する執着を手放し、真に意味あるものを見つけるとき。

乙女座ラグナ

内面的な焦りや精神的な不安定さが表面化するかもしれません。過去の感情が夢や無意識の中で再浮上することも。休息をとり、静かに心を整えることが癒しの鍵です。

双子座ラグナ

言葉・情報・兄弟姉妹との関係に見直しが入る時期。伝えたいことがうまく形にならずもどかしさを感じるかも。沈黙の中に真実が宿る感覚を養うタイミング。

天秤座ラグナ

人間関係のネットワークや将来の目標に対して、興味の方向が揺れるかもしれません。人付き合いに疲れを感じたら、いったん距離をとって自分の本心を確認して。

蠍座ラグナ

社会的立場や責任に関する迷いが出やすい時期です。名誉や肩書きに疑問を抱いたり、目標そのものを見直す流れも。心から納得できる仕事や役割に近づくチャンスです。

射手座ラグナ

人生哲学・信念・スピリチュアルな探求が揺さぶられます。これまで信じてきた道に疑問が生じるかも。しかし、それはより深く確かな智慧へ向かう入り口です。

山羊座ラグナ

他者との結びつき(共有財産・秘密・深層心理)に意識が向かいます。信頼していたものの揺らぎや、執着心の解放が起こる可能性。手放しが新しい循環を呼びます。

水瓶座ラグナ

パートナーシップや契約関係に違和感が生まれやすい週。相手に委ねすぎていたものを見直し、対等な関係の在り方を考える時期です。誠実な対話が突破口になります。

魚座ラグナ

日常業務や健康管理の中に“空虚”を感じるかもしれません。やるべきことが空回りしたり、モチベーションが低下したりする傾向。静かなルーティンの中に気づきあり。

牡羊座ラグナ

創造・恋愛・子ども・趣味といった「楽しみ」に関する姿勢に揺らぎが出る時期。何のために表現し、何に心がときめくのか──原点回帰の機会となるでしょう。

牡牛座ラグナ

家族・ルーツ・住まいに関する内面的変化が生じやすい時です。安定を求めつつも、何が「本当の安心」かを見直す流れ。過去とのつながりを再解釈する好機です。

🕉️インド占星術の基礎:コンバストとは?― 太陽の近くにあると、惑星の力が消える?

■ コンバストとは何か?

インド占星術で時々出てくる用語に「コンバスト(Combust)」というものがあります。これは惑星が太陽に近づきすぎて“焼かれる”状態のことを指します。

太陽はそれ自体が強力なエネルギー源。そのあまりの強さに、他の惑星が近づくと“照り返し”に巻き込まれ、力を発揮できなくなるとされるのです。

■ どれくらい近づくとコンバスト?

コンバストとみなされる距離は惑星によって異なりますが、ざっくりとした目安は以下の通りです:

惑星

太陽からの距離(度数)

コンバストしない

水星

約14度以内

金星

約10度以内

火星

約17度以内

木星

約11度以内

土星

約15度以内

※ラーフ・ケートゥは物理的な天体ではないため、コンバストの概念は適用されません。

■ どんな影響があるの?

コンバストされた惑星は、その象意が弱まる、または損なわれると考えられます。

たとえば:

水星がコンバスト:言葉のトラブル、伝達ミス、考えすぎて話せないなど。

金星がコンバスト:恋愛や美意識に影がさす。魅力はあるが自覚できない。

火星がコンバスト:行動力や怒りが内向きになってしまう。無気力になったり、衝動的になったり。

木星がコンバスト:信頼や知恵の発揮が難しくなり、教師運や守られる感覚が弱まる。

土星がコンバスト:責任感が過剰になり、重荷を背負い込みすぎてしまう傾向に。

■ じゃあコンバストって“悪い”の?

たしかに、惑星の本来の性質が発揮しづらくなるという意味ではマイナスに働くこともあります。

でも、悪いことばかりではありません。「強すぎる惑星を少し抑える」「内側に向ける」という解釈も可能です。

また、ナヴァムシャ(D9)での状態やアスペクト次第で十分に補完されることも多く、一概に「ダメ」とは言えません。

占星術では、“現象”をどう扱うかが大切なのです。

次回予告:特集4【事故や事件とアシュタカヴァルガ解析】― なぜ「あの時間」に起きたのか?星から見る突発的な出来事のサイン

🧑‍🤝‍🧑編集後記:

22日のマガーの新月を受けて、やさしいインド占星術講座を作ることにしました。

一つは、いつも読んでくれている方が、自分のチャートを見て、知りたいことを自分で見れるようになるもの。

もう一つの目標は、更に家族や、ダシャーやナクシャトラといった個別の項目について、自分で読めるようになるもの。

こんなものを考えています。

次の満月にリリース予定です。

ニュースレターの方には割引価格でご提供予定です。

興味のある方はぜひー。

TORAJAでした。

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